どーも、もぶです。
九份へ観光に行って来ました!
今回の旅行の目的は九份で阿妹茶酒館を撮影する事だったので、朝からテンションMAX状態。笑
気合を入れて九份へ突撃してきましたー!
海悦楼茶坊は阿妹茶酒館の撮影にベストなお店
九份と言えばジブリ映画「千と千尋の神隠し」のモチーフになったと言われている、台湾の山間部に位置する街です。(公式には否定されてるけど)
独特でレトロな雰囲気はただ見ているだけでワクワクしてきますね。
そんな九份の中でも一際目を引くのが、赤い窓枠や提灯が連なる立派な茶芸館「阿妹茶酒館(あめおちゃ)」。
かつては工場だったみたいですが、リノベーションによって幻想的な茶芸館へと生まれ変わっています。
観光誌等で九份の紹介をする際に、必ずと言っていい程使われているのがこの阿妹茶酒館の写真です。
その阿妹茶酒館を撮影するのに最適と言われているのが、今回訪れた「海悦楼茶坊(かいえつろうさぼう)」!
こちら茶芸館なのですが、阿妹茶酒館の斜め向かいに建っていて、しかも3階からなら全体を俯瞰して撮影出来るとの事。行くしかねぇ。
と言うことで、一眼はもちろんのこと三脚も担いで(わざわざこの為に購入w)海悦楼茶坊へ行ってまいりました!
まずは九份へバスで移動
とにもかくにも、まずは九份へ行かないことには始まりません。
僕は台北にホテルを取ったので、台北市街から九份へ行くことになります。
上にも書いた通り九份は山間部にあるので、台北市街からだと早くてもおよそ1時間は掛かります。
調べた結果965系統のバスが一番簡単で早く着けそう!
「板橋→金瓜石行き」なら最短の1時間で九份まで行けます。
近場にある965系統のバス乗り場が西門町でしたので、そこからバスに乗り込みました。
しばらく荒い運転のバスに揺られたのち、「九份老街」で下車します。よく分からなくてもほとんどの乗客がそこで降りるので大丈夫です。笑
途中日本人の乗客が別のバス停で降りようとしたところ(恐らく電車で十份に行きたかった)、運転手さんに「九份はまだここじゃないよ!」と止められていましたが、乗り合わせていた韓国人の女の子が仲介に入ってくれて無事に目的のバス停で下車。心温まる出来事だったし、外国語が話せることの素晴らしさも実感しました。勉強しなきゃ。
バスを降りたらいよいよ九份の街へ
「九份老街」で下車後はいよいよ九份の街へ向かいます!
ちなみにバス停が2階建の撮影スポットになっているので、時間に余裕がある方は寄っていくと良いかもしれません。
バス停から坂を上るとセブンイレブンが見えてきます。その脇道のやたらと人が蠢いている路地が九份の街への入り口です。笑
平日だったのですがそんなのおかまいない様子。
ここに入っていくのか。。。と、人混みが苦手な方は二の足を踏むと思います。僕のように。
中はさながらお土産屋の商店街のようになっていて、どこもかしこも活気があります。
若干アメ横の雰囲気を感じました。というか台湾の夜市はまさにアメ横でした。
もちろんお土産屋だけでなく、飲食店や雑貨屋、まさかのオカリナ屋等もあり、見ていて飽きることはなかったです。
途中お腹が空いていたので酸辣小龍包のようなものを食べました。
酸味が強く、日本のいわゆる酸辣湯麺のようなスープでしたが、それよりももっとすっぱかったです。また食べたい!
ちなみに道なりに進んで行くと十字路に出ます。真っ直ぐ向かうか、左へ上るか、右へ下るかです。
ここは右へ下ってください。そうすればそこから海悦楼茶坊へ向かうことが出来ます。
海悦楼茶坊の3階テラス席へ
人混みを抜け、やっとの事で海悦楼茶坊へ着きました。
時刻は15:30頃。テラス席が埋まってしまっては台湾まで来たのに無駄になってしまう!とだいぶ早めに着くようにしました。
いざお店に入ってみると、他のお客はゼロ。あれ、この時間は営業してないのかな?と不安がよぎります。
店員の方が近付いてきてぶら下げていたカメラで察したのか、「3階、テラス、OK?」と聞いてくれました。
OKOK!と意気揚々に返答し、3階に案内してもらいます。
階段を上る途中他の階も確認してみましたが、やっぱりお客さんはゼロ。
営業はしているようですが、さすがにこの時間から来る人は滅多にいないよう。気合入れ過ぎみたいで若干恥ずかしい。
後々気付いたのですが、夜の時間は予約のみ受け付けているらしく、日本の中学校の修学旅行?と思しき団体も夜になると入店していました。
飲み物を注文し三脚をセット、あとはテラスで日が暮れるのを待ちます。
前情報通り、ここから眺める阿妹茶酒館の眺めは絶景でした!灯りが灯っていなくても十分素敵な建物です。
阿妹茶酒館は結構な盛況振りで、夕方からずっと行列が途絶えていないようでした。
阿妹茶酒館とは逆側からは海が臨めます。内陸生まれ内陸育ちとしては海があるってだけでアンニュイなため息が出てしまいますよね。良い眺め。
ちなみに1つ忘れていたのですが、九份は山なので台北市街に比べてだいぶ気温が下がります。温暖な気候で11月でも日中は半袖で十分なのですが、16時を回ったあたりから風も出始め寒くて仕方なかったです。
先程まで晴れていたのに一気に雲が。アンニュイなため息を吹き消す程の海風をプレゼントされます。
もし早めに海悦楼茶坊に向かう場合は、何か羽織れるものを持って行くことをおすすめします!
日が暮れ阿妹茶酒館の提灯が灯ったら撮影開始
無事雨は降ることなく、段々と日が暮れ始め、阿妹茶酒館の提灯が灯り始めます。
あーそうそう!よく見るやつ!とテンション爆上げ。笑
頃合いを見て写真を撮りまくります。
その時の写真がこちらです。
苦労した甲斐もあり、我ながら納得の1枚が撮れましたー。いや、苦労したからこそか。。。?笑
提灯の灯った阿妹茶酒館は本当にきれいで、ここからが台湾の本気だぞ!という意思を感じます。
夜市もそうですし、台湾の人はみんな元気で活気がありますよね。また行きたいなと思わせてくれる景色でした。
ちなみにこの写真はHDRで現像してます。初めての試みだったのですが、ちゃんとらしさが表現されていて満足。笑
こういう現実離れした風景とHDRの相性は良さそうだなと勉強になりました。
カメラはSONY(ソニー) α7II。レビュー記事を書いてるのでもし良ければこちらもどうぞ。
三脚はManfrottoのトラベル三脚を使用。
トラベル三脚ということで重量わずか1.4Kg!小さく折りたためる上に最大耐荷重は4kgまで確保してくれる優れものです!いずれレビュー記事を書きたいと思いますー。
帰り道はとても混むので注意
撮影がひと段落したところで気を抜いてはいけません。
お店の出入り口にとんでもない数の人がごった返しています。笑
海悦楼茶坊には入れないけど、入口まで続いている通路で良い感じに写真が撮れるらしく、スマホを掲げた人の塊で完全に塞がれていました。
また、夜景を一目見た他の観光客も一斉に帰り始める為、帰りの交通手段であるバスも混みあうこととなります。
来る時に使った965系統のバスであれば、一旦台北とは逆方面の終点「金瓜石」まで行き、そこから今度は始発に乗るという裏技もあるようです。
もしくは、少し割高なタクシーですが、相乗りで帰れば料金も安く抑えられるのでこちらもおすすめ。実際その日は相乗りで台北まで帰りました。
海悦楼茶坊からの眺めは一生の思い出
正直、今回の台湾旅行で九份が一番疲れました。笑
勝手の分からないバスに乗るわ人混みすごいわ山は寒いわお店の場所分からなくて迷うわ。。。
ただ、そんな経験があったからこそ、海悦楼茶坊から見た阿妹茶酒館はとてもきれいでした。
大げさな表現でなく、一生の思い出です。
ただ1つ贅沢を言えば、もっと広い画角で撮りたかった!
今回の写真は全てTAMRON 28-75mm F/2.8で撮影したのですが、28mmだとかなり狭かったです。他所様で見た素敵な写真だと、阿妹茶酒館を収めつつ背景の山や空まで写していたので、そんな写真が撮りたかったなーと。。。
次回また行くことがあれば広角レンズも用意して臨みたいと思います!
以上、海悦楼茶坊から見た阿妹茶酒館のお話でした。
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